YF(Yello Feather)、羽毛黄色化は黄色の羽が本来よりもさらに黄色くなってしまったり、本来は黄色ではない羽までが黄色になってしまっている状態です。羽はタンパク質(アミノ酸)などで構成されていますが、その構成要素は肝臓にて作られます。その肝臓の機能が低下していると、正常に羽をつくることができなくなってしまいます。また、体の代謝に関係している甲状腺の機能低下、高脂血症などによっても羽毛黄色化が引き起こされます。
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これはYFとなったオカメインコの治療前、治療後(4ヶ月)を比較したものです。このオカメインコは肥満による脂肪肝により肝臓機能低下、羽毛黄色化となっていました。血液検査による肝臓機能評価とダイエットにより、羽は正常に戻っていきました。