バードドック

人間ドックと同じくバードドック

人のように言葉を話さないため、一般的にはわかりにくいかもしれません。
犬猫と違って飼い鳥にはワクチンがないことで
感染症が広く蔓延していることも問題となっています。
どんな病気も早期発見、早期治療が大切です。
人と同じように鳥も定期的に健康チェックすることをおすすめします。

Bird Doc

バードドック

検査内容のご紹介

予約時にご希望のコースをお伝えください。
平日(火曜・水曜・金曜)は土日・祝日午前よりもお安くお得に検査を受けることができます。
料金については当院へお問い合わせください。
なお、症状のある鳥はバードドックを受けることができません。

コースの説明

総合的に鳥の健康状態を調べることができます。一般的な健康診断に加え、レントゲン検査、血液検査、感染症検査(PBFD・BFD・CHL)を実施します。

実施可能年齢:1歳以上
※老齢や体重20g未満の場合は要相談

一般的な健康診断に加え、レントゲン検査、血液検査を実施します。太っていたり年をとってきて内臓機能の低下が心配な鳥におすすめです。

実施可能年齢:1歳以上
※老齢や体重20g未満の場合は要相談

一般的な健康診断に加え、レントゲン検査を実施します。消化器や呼吸器、骨格を詳しく調べたい鳥におすすめです。

実施可能年齢:全年齢
※呼吸器症状や発作歴のある鳥は要相談

一般的な健康診断に加え、感染症検査を実施します。お迎えしてからできるだけ早く検査することを強くおすすめします。

実施可能年齢:全年齢(特に幼鳥)

特記事項
  • 複数羽のバードドック(特に血液検査があるもの)のご予約は要相談となります。
  • ヒインコ科の鳥ではそのう液検査を実施していません。そのう液検査の分が値引きとなります。
  • クリプトスポリジウムの保有が比較的認められるコザクラインコではオプション検査としてショ糖浮遊法検査を実施するので別途費用が必要となります。その他、クリプトスポリジウム保有が疑わしい鳥種はこちらから検査をおすすめすることがあります。
  • 体重20g未満の鳥では採血負担が大きいことから血液検査を実施できません。
  • 血液検査では採血が必要となるので来院6時間前には絶食絶水してください。猛禽類の場合は検査12時間以上前から絶食が必要となります。
  • コンゴウインコなどの超大型鳥や神経過敏の鳥の場合、別途鎮静を行う場合があります。
  • 感染症検査にはインコ・オウム類の嘴羽毛病(PBFD)と鳥ポリオーマウイルス感染症(BFD)、オウム病(鳥クラミジア症・CHL)が含まれています。その他の感染症検査の場合には別途費用が必要となります。また、インコ・オウム類以外はPBFDに罹患しませんので検査する必要がありません。

オプション検査

ショ糖浮遊法検査

消化管内に寄生するクリプトスポリジウムを検出するための検査です。コザクラインコで認められることがあります。

血液塗抹検査

血液中で免疫機能を担当する白血球の数を調べたり、細胞を顕微鏡で評価します。感染症やがんの場合に異常な細胞が検出されます。

鳥ポリオーマウイルス感染症(BFD・APV・セキセイインコ雛病・フレンチモルト)

PBFDに類似した免疫不全を引き起こします。腎機能に大きな影響を与えたり若齢で突然死することもある怖いウイルスです。コザクラインコで時折認められます。
死することもある怖いウイルスです。コザクラインコで時折認められます。

※フルコース、感染症コースにはBFDの検査を無償で含んでいます。

鳥抗酸菌症(ATB・鳥結核)

肝臓や腸管を主病変とする鳥の結核です。人にも感染するタイプもあります。

鳥ボルナ病(ABV・腺胃拡張症)

神経細胞に潜り込み、胃腸機能不全や発作、体の麻痺などを引き起こします。ウロコインコや白色バタン類に比較的認められる傾向があります。

雌雄判別

オスかメスか鑑別します。

  • その他の鳥の感染症(鳥ヘルペスウイルス、鳥アデノウイルス、鳥マイコプラズマ、鳥インフルエンザなど)は別途問い合わせください。
  • 高病原性鳥インフルエンザの検査のための来院は原則お断りさせていただきます。鳥インフルエンザ蔓延防止のためご理解のほどよろしくお願いします。