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消化器疾患
腺胃拡張症
腺胃拡張はレントゲン検査にて判定することができます。まだ何も症状がないこともあれば、吐き気などの症状が出ている場合もあります。腺胃が拡張してしまう原因は胃腸機能低下、神経症状による随伴、多飲による腺胃内への水の蓄積などが […] -
消化器疾患
金属中毒
症状として、食欲廃絶、嘔吐、濃緑便、尿酸色の変化(緑色尿酸、極めて重度の場合は赤色尿酸)などが挙げられます。いずれも急性の症状であることが中毒時は多いです。 放鳥中に拾い食いしていたり、どこかでかじかじしていませんか?金 […] -
消化器疾患
胃炎や胃がん
胃炎になる原因はメガバクテリア感染、寒暖差、ストレスなど様々な原因が挙げられます。時にメガバクテリア(マクロラブダス)感染は治療が遅れると胃炎になることが多く、さらに重度の場合には胃がんを発症するリスクが高くなることがわ […] -
消化器疾患
腸管結石
腸の中に結石が作られてしまい、便がでなくなってしまうことがあります。触診や見た目では判別することができず、レントゲン検査にて診断することができます。 治療は外科的摘出(腸管切開術)となります。小さなものであれば内科的に胃 […] -
消化器疾患
グリットインパクション
鳥は2つ胃があります。消化液を分泌する腺胃(前胃)、食物をすり潰す筋胃(砂嚢)です。硬いものをグリットとして筋胃に蓄積する性質があり、砂や鉱物、ボレー粉などを筋胃にため込みます。過剰にため込んでしまうと筋胃は動きが悪くな […] -
消化器疾患
観葉植物の誤食
ほとんどの観葉植物は鳥にとって誤食してしまうと有害です。こちらは観葉植物であるウンベラータを誤食してしまった時のそのう液を顕微鏡で見たものです。誤食してしまうことで口内~食道、そのうに強い粘膜損傷を起こしていることが、写 […] -
消化器疾患
そのう停滞
そのう(嗉嚢)は鳥類特有の消化管です。食道の途中に存在し、一時的に食べたものが滞留し、次の消化管である腺胃(1つ目の胃)へ流れていきます。例外として、フクロウ、オオハシにはそのうは存在しません。鳥種によって通常のそのう容 […] -
消化器疾患
そのう内異物
カーペットやタオルなどをかじっていませんか?かじるだけなら問題ありませんが、その繊維を飲み込んでしまうとそ嚢の中で固まってしまうことがあります。小さければ催吐剤で吐かせることもありますが、犬猫では異物誤食でよくやる処置で […] -
消化器疾患
きび詰まり
キビは他のシードよりも硬くて大きいため、胃腸が弱い子では筋胃ですり潰されず腸で詰まってしまうことがあります。こちらは急に便が出なくなってしまったセキセイインコのレントゲン検査画像です。腸の蠕動運動がほとんど停止してしまい […] -
消化器疾患
胃炎胃がん