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呼吸器疾患
鳴管炎
鳥は気管の分岐部に鳴管があり、鳴いたりおしゃべりしたりすることができます。その鳴管が炎症を起こしてしまうと、声がかすれたり小さくなったりしてしまいます。 レントゲン:鳴管およびその周囲の不透過性亢進(赤丸)、肺後縁ライン […] -
呼吸器疾患
副鼻腔炎
眼、鼻、口は内部でつながっており、付属する空洞の一つとして副鼻腔、眼窩下洞があります。これらはつながっているので鼻炎などがひどくなると炎症が広がってしまい、副鼻腔などにも炎症を引き起こします。奥の空洞なので炎症が起こると […] -
呼吸器疾患
鼻炎
鳥は寒さに強くはありません。寒さから鼻汁が出てしまうと、人などの哺乳類は外鼻孔が下を向いているので鼻汁が出ると鼻から垂れて出てきますが、鳥の外鼻孔の向きは下ではなく上であったり正面であったりするため、鼻汁は垂れてきません […] -
呼吸器疾患
肺炎・気嚢炎
鳥の呼吸器はガス交換能力が非常に優れており、ガス交換領域は哺乳類の10倍ともいわれています。哺乳類と異なり、肺以外にも気嚢と言われる呼吸器を有しています。気嚢は体のいろんな部位にあり、頸気嚢、鎖骨間気嚢、前胸気嚢、後胸気 […] -
呼吸器疾患
甲状腺腫
鳥類の甲状腺は気管分岐部に存在します。哺乳類と同様に、代謝に関与する甲状腺ホルモンを分泌しています。通常は数mmほどの大きさで、レントゲン上では確認することはできません。一方で、甲状腺腫の場合にはレントゲン上で拡大した甲 […]