-
手術症例
手術症例:卵管腫瘍摘出術
鳥類においても若齢で悪性腫瘍ができてしまうことがあります。 数日前からお腹が大きくなってきたとのことでセキセイインコが来院しました。3歳7ヶ月齢のメスで今まで産卵歴はありませんでした。 身体検査にて卵ではない何かがお腹の […] -
手術症例
手術症例:卵管蓄卵材症
4歳のセキセイインコの卵管蓄卵材症の手術をしました。 通常、卵巣から排卵されると、卵管がうけとめ、卵白、卵殻膜、卵殻などを形成して卵ができます。卵は一時的に卵管内(卵管子宮部~膣部)で保持されますが、24時間以内には産卵 […] -
手術症例
手術症例:脛足根骨骨折整復(ピンニング術)
普段は飛べないセキセイインコが同居の子たちが飛び回る様子に驚いたのか2日前に飛んで墜落してしまったとのことで来院。右脚を挙上しており、触診にて脛足根骨骨折が確認できました。 鳥の骨の修復は早く、骨折の場合はできる限り早い […] -
手術症例
手術症例:そのう内異物摘出(ペットシーツ)
ペットシーツを食べてしまっているかも・・・とのことで来院したオカメインコです。そのうはカチカチになっており、卓球ボールぐらいの大きさの異物がそのう内に認められました。大きな異物による違和感から時折吐き気がありました。その […] -
手術症例
手術症例:卵塞・卵墜(緊急手術)
数日前に他院にてもう何もできないと言われたセキセイインコが来院しました。お腹はかなり大きくなっており、検査にて複数の卵が卵管内に詰まっており、さらに多量の卵材が卵管の外でお腹の中に落ちていることがわかりました。状態は悪く […] -
手術症例
手術症例:腹壁ヘルニア
鳥のメスは産卵前に卵を体腔内の卵管内にて形成します。卵が形成されるにつれて体腔内は通常の容積では狭いため、発情すると腹筋が緩くなることで卵があっても苦しくならないほどに体腔の容積を広くとれるようになります。そんな発情と産 […] -
手術症例
手術症例:尾脂腺腫瘤摘出術(高齢の手術における麻酔)
他院にて尾脂腺腫瘍と診断されましたが、高齢であることから手術はおすすめされなかったセキセイインコです。しかし、尾脂腺から発生している腫瘤が徐々に拡大しており、本人が気にしたり時折漿液が出てきていることからセカンドオピニオ […] -
手術症例
手術症例:卵巣腫瘍摘出術
他院にて原因不明腫瘍と診断されたオカメインコです。手術や抗がん剤は提案されていませんでした。4ヶ月の間、提案された緩和治療をしてましたが悪化したため当院へセカンドオピニオンで来院しました。かなり進行した卵巣腫瘍でした。レ […] -
手術症例
手術症例:卵塞(卵圧迫排出処置不可の場合)
何度か産卵したことがある7歳のセキセイインコが来院しました。発情抑制には努めているが、発情が強くなかなか産卵を食い止めることができないとのことでした。触診にて卵殻はあるが形成途中と思われる卵を触知しました。超音波検査にて […] -
手術症例
手術症例:そのう内異物摘出(そのう停滞症併発)
原因不明のそのう拡大で他院に通院していたオカメインコの状態が改善しないため、セカンドオピニオンで来院しました。そのう内に大量の異物があることが触診でわかりました。鳥の獣医師は鳥のそのうを日々触り慣れており、そのう内のエサ […]