サザナミインコは寒さに強い。・・・と誤った情報が広がっているようなので注意喚起させていただきます。
サザナミインコは寒さにすごく弱いです。

飼い鳥の中でも特に寒さに弱い鳥で、肺炎、副鼻腔炎の好発鳥種です。当院にもあまり保温されておらず、咳や鼻水が出ているサザナミインコがたくさん来院しています。肺炎や副鼻腔炎は治りづらいもの、難治性である場合も多いです。
なぜこのような誤解が広がってしまっているのか・・・??
野生のサザナミインコは南アメリカ、ボリビアの山岳地帯といった涼しい地域に生息しています。山岳地帯は気温が低いため、そこに棲むサザナミインコが寒さに強いと誤解されています。
野生のサザナミインコは住みたくて涼しい土地にいるわけではありません。外敵やその地域の他の鳥種との棲み分けから生息環境が山岳地帯になってしまったのです。
野生のサザナミインコの寿命は長くても1-2年ですが、飼育下での寿命は10-15年です。
暖かく過ごすことで本当は長く暮らしていける鳥なのです。
うちのサザナミインコは風邪をひいたことがないから・・・と安心はできません。暖かくしてあげてください。健康でもケージ温度28℃、寒い時期は30℃も考えてあげるのがおすすめです。
飼い主さんと過ごす彼らには、適切な温度で長く元気に過ごしてほしいなと思っています。
