小型鳥の治療のために薬を処方しますが、その内服薬は基本飲水投薬です。50cc等の決まった水量に粉薬を溶かしてもらい、それをケージ内で鳥に自由に飲んでもらいます。必要薬をすべて粉薬1包にし、鳥種や飲水量に合わせて用量調整します。自宅で鳥を保定する必要がなく、ストレスや負担なく薬を飲んでもらいます。
薬は種類によっては色がついてしまいます。色が変わって飲まなくなってしまう子の対策として、日常から色がついている水入れに慣れておくのもよい方法です。メモリ付きの水入れもおすすめです。
どうしても飲まなかったり、飼い主さんの保定に慣れている子の場合には直接投薬を検討することもあります。