脂肪肝症候群(FLS)

肝臓に脂肪が過剰に沈着してしまうことで肝臓の機能が著しく低下してしまう病気です。原因は過食による内臓脂肪(主に肝臓)、皮下脂肪のつきすぎであることが挙げられます。症状は体重減少(まだ体重が下がってきていないこともあり)、黄色~緑色尿酸、排便減少、絶食便、開口呼吸などがあります。肥満により体重増加している子が食べなくなってしまうことで体重減少傾向となることが多いです。食べることができなくなるので絶食便が出ることも多いです。肝臓の機能が著しく低下してしまうことで、各種臓器にて必要なエネルギーが少なくなってしまうことで、胃腸機能低下、易感染性にもなっていることがあります。

緑色尿酸

しっかりと肝臓の保護、肝機能賦活をしていく必要があります。重度の場合には肝不全に陥ってしまうこともあります。日頃から肥満には注意が必要です。